OBORO LOCAL PROJECT

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「東北の美しい湖:猪苗代湖、裏磐梯」


 

「湖がある街へ」

今回の旅の目的地は東北一大きな湖、猪苗代湖。湖を眺めていると、その静寂が漂う水面や周囲の山や森が相まった景観に、安らぎと心の落ち着きを覚えます。湖畔の街づくりについても興味があり、猪苗代湖の近くにある磐梯山周辺の地域も巡ろうと福島へ行ってきました。

「猪苗代湖の物語」

猪苗代湖は日本で4番目に大きい湖として知られますが、猪苗代湖の形成は約4,000年前に起こった巨大な火山活動によるもの。当時、現在の福島県猪苗代町周辺では、猪苗代山と呼ばれる活火山が存在していました。約3,800年前の大噴火によって猪苗代山の火口が崩壊。大量の溶岩と火山灰が周辺地域に広がり、火口跡に水が溜まったことで、今の大きな猪苗代湖が誕生しました。

 

「四季折々の風景が広がる街」

 

 火山のミネラルが豊富に含まれた湖水の透明度は非常に高く、湖面に映る四季折々の景色を楽しめるのも猪苗代湖の魅力の一つです。まさに火山活動と自然の力の結果であり、地球のダイナミズムと自然の驚異を感じることができる場所ではないでしょうか。そして肥沃な土壌と豊富な水源を活かし、猪苗代湖周辺では稲作が盛んに行われています。水田の景観も美しく、また、猪苗代湖の湖水を利用して水田の灌漑にも活用されています。

風力発電は猪苗代湖周辺で積極的に取り組まれているエネルギー生成方法です。実際に、美しい風景を撮ろう!と車の窓を開けた瞬間の強烈な風を覚えていますが、湖周辺の風の強い地域という条件を利用して風力タービンを設置し、風の力で電力を生成します。風力発電は再生可能エネルギーの一つであり、地域の持続可能な発展に貢献しています。

 

「Hoteli Aalto(ホテリ・アアルト)」

 

(Photo credit : https://hotelliaalto.com)

 東北地方の中でも都内からのアクセスは比較的簡単な猪苗代湖周辺ですが、大人のリフレッシュ休日に是非ともおすすめしたい宿があります。猪苗代湖から車で20分程上に登るとたどり着く、裏磐梯の森にそっと佇む宿「ホテリ・アアルト」。東北・北陸の3県にまたがる大きな国立公園の中にあり、山岳信仰の対象としても知られている磐梯山の麓にあります。この辺りには多くの温泉地があるため、もちろんこちらのホテルでも源泉掛け流しの温泉を楽しむことができます。建築の木材には肌触りがあるものを使用、温かみのある北欧の家具もお楽しみの1つ。ディナーには日本有数の米どころである会津の米や、安全で野菜本来の甘みと香りを味わえる会津伝統野菜がいただけます。ホテルの敷地にある綺麗な沼の周りを散歩し、会津の日本酒もいただいて、温泉に浸かる、まさに至福のひと時が待っています。

 

最後に

今ではどこでもモノ/コトを享受できる時代ではありますが、日本に古来からある美的感性や住まい方を学ぶことで自分たちの生活を豊かにするヒントがあると考えます。我々は日本古来の美的感性に繋がるまち/建築/工芸/食の発信に加え、手工芸品を中心としたセレクトショップを展開しています。気になる方はセレクトショップの方も是非ご確認ください。

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日本に根付いた文化、精神、技。現代を生きるヒントとなる禅の教え。日出る神秘の国で今も受け継がれるモノ・コトとは?

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